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【アーバンギャルド】KEKKONSHIKIと少女フィクション

先日4月8日、アーバンギャルドさんのワンマンライブ「KEKKONSHIKI」@中野サンプラザに行ってきました!

 

 

自分でチケット買いましたから!関係者席じゃありませんから!(強調

 

エルヴィス・コステロの来日公演から実に約20年ぶりに訪れた中野サンプラザ。

 

KEKKON、けっこん、血痕。たくさんの赤地に白の水玉模様。

美しく鬱くしい光景が広がっていました。

 

アーバンギャルドさんには大きい会場が似合う…!

 

よこたんさんの美しいビジュアルと硬質で透き通ったガラスのような歌声。

天馬さんのエキセントリックな(でも優しい)学校の先生のような動きと歌、MC。

瀬々信さんのバンドサウンドを支える安定したゴリゴリ骨太ロックなギター。

けい様の(アーティストをアーティストに例えるのは失礼かもしれませんが)森賢さんのような激しく踊りまくって跳ねまくる素晴らしい鍵盤。

 

あっという間でした。

めっちゃ楽しくて、感動的で、エンターテイメントでした(ありきたりかっ

 

10年間バンドを続けて常に新しい音や詞を生み出してステージに立ち続けるなんて、いつも呑気に楽しく拝見する側の私には全然想像もつかない大変なことですよ。。

 

音楽ナタリーさんのまともなライブレポートはこちらです。

https://natalie.mu/music/news/277826

 

そう、この日のアーバンギャルドさんは「あ、人間だったんだ」と思うようなあたたかさがあって(失礼か)多幸感に満ちていたのです。

青春。

YMOも「君に、胸キュン。」と歌ってましたし、テクノは胸キュンな音楽ジャンルなのかもしれませんね、きっと。

 

余韻でぼおっとしていたらエンドロールに自分の名前が流れたので「この世界の片隅に」のすずさんのように「見つけてくれてありがとう」と思いました(何が

 

リスカしてるそこのあなた、とりあえず生きろ。

 

(※写真は撮影OKの曲「自撮入門」にて。後ろにいいね!いいね!の文字。私が撮った写真はボケてていくないね)

 

 

さて、ニューアルバム「少女フィクション」です。

 

正直ここまでPOPに振り切れていると思っていませんでした。

少女のプロトコルを概ね捨てた最新型のアーバンギャルド。

 

有頂天の「べにくじら」とかJUDY AND MARYの「POP LIFE」、ピチカート・ファイヴの「オーヴァードーズ」を聴いたときの衝撃に近いものがありました。

すがすがしいほど絶望的で、吐き気がするほどロマンチックで。

 

歌だけがのこるのあたしはフィクションから始まって音楽が聴こえる聴こえるだろ君もで終わるのはずるいですね絶対泣いちゃうやつですねこれは。豪華版に入っているDVDと合わせるともう涙腺大破壊。

 

トーキョー・キッド、インターネット葬、鉄屑鉄男、少女にしやがれ、大破壊交響楽が特に好きです。

 

「これは私の歌だ、私に向けて歌っているんだ」と思われた方は沢山いるのではないでしょうか。

私もそのうちの一人です。

 

でも、このアルバムはこれまでよりもずっとマスに向けられた音楽です。

享年30年の平成を生きとし生ける、ぼくたちわたしたちの、みんなのうたでは流れそうもないけどみんなのうた。

 

CDは鏡。わたしを、あなたを、うつす鏡。ベルベット・アンダーグラウンドの「I'll Be Your Mirror」を連想させます。

 

いつか消滅する鏡がリリースされても、KEKKONSHIKIが終わっても、アーバンギャルドさんはまだまだ続きます。伝説に向かって。

 

また会いましょう、どこかで。そう、地獄でな!

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